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西寧 敦煌 西遊記 2
2020.05.13
これは弊社会長による2017年7月の旅行記です。
これから数回に分けて紹介していこうと思います。
「西寧 敦煌 西遊記 1」はこちら↓
https://www.natec.ne.jp/news/1234.html
7月25日 晴れ その1
蘇州バスターミナルという名の駅から地下鉄に乗って、蘇州で寝台列車に乗るのだが、
黄さんは地下鉄に乗ったことがなく、段取りがわからんとのことで、
1時間あれば着くところを3時間前にスタートした。
黄さんの不安が的中で、なんと地下鉄の切符の自動販売機の使い方がわからないようであたふたとしていた。
10元札を入れようとしても吸い込まないのである。
小銭を奥さんも小生も持っておらず、スタート時点からスタートできないという事態に陥った。
両替機もないし、係員もおらず、やむなく黄さんは近くにいた
手荷物検査の係員に状況を説明したが、わしらの管轄と違うとの態度。
黄さんの悲痛な懇願で、一人の警備員が持ち場を離れ来てくれて、
黄さんの10元札を受け取るや否やあっという間に切符を買ってくれた。
要するにこの自動販売機は、はじめにお金を入れるのではなく、
行先ボタンを押してから現金を投入するシステムであったようだ。
黄さん自身、田舎もんやなあと自嘲していたが、警備員のおかげでなんとかスタートは切れた。
中国では、地下鉄の駅でもエックス線検査とボディーチェックを受ける。
すなわち、各駅の改札ごとに検査機と数人の警備員を配置しているのである。
地下鉄は通勤客で混雑しており、とでかい荷物を持っている人などいなかった。
なにしろ黄さんの持っている荷物の1つに8本入りの紹興酒1ケースがあり、
通勤客からはさぞかし田舎もんに見えただろう。
朝6時台に出発しなかったら、超満員電車に乗るところであった。
田舎もんの黄さんの的確な誘導で、あちこち振り回され、
やっとの思いで地下鉄からの乗継で蘇州駅の改札前の待合場にたどり着いた。
◆次回は・・・
やっと寝台列車の駅に到着。
果たして、その長距離列車に乗れるのか?!
会長の過酷な列車旅が待ち受けている?!
乞うご期待!
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