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西寧 敦煌 西遊記 １５
2020.08.18
これは弊社会長による2017年７月の旅行記です。
これから数回に分けて紹介していこうと思います。
「西寧 敦煌 西遊記 １４」はこちら↓
https://www.natec.ne.jp/news/1509.html
７月３０日 晴れ その２
11時すぎより、大きなレストランの個室で昼食。
メインは火鍋で大変おいしかった。
ただし、アルコールなし。
特筆すべきことは、ここの特別な花茶を飲んだことである。
何種類もの薬草類がどんぶりのような茶碗に入っていて、
味はうまいとは言えないが、なにか健康によさそうな感じがする。
料理はみなそこそこうまかったが、ビールがないのと、
トイレが不便なのを考慮し、腹８分目でごちそうさん。
一時間半ほどをかけての昼食であった。
本来、これからさらに行くところがあったらしいが、
時間の関係で省略し、そのためにかえって時間が余りかけたとのこと。
食後、12盆という、12か所のヘアピンカーブのある絶景場所で休憩。
日本でもあまり珍しくない光景であるが、この地点で標高3080m。
公衆トイレは25m下のところにある。
このトイレも超汚い簡易トイレで、外でやった方がましだと思ったが、
50元の罰金との立札で断念。
25m下のトイレへの行きは下りで良かったのだが、帰りの登りは腰にきた。
しかも空気が薄いので、はぁはぁぜいぜいであった。
ここで本日の観光場所はすべて終了となり、帰路に着く。
途中同行者１名が腹痛に襲われ、急きょトイレへ駆け込むシーンも。
結局この男性、以後回復せず、船団より離脱。
さっき食べたアイスが原因と思う。
どんな水でアイスを凍らしているかわかったもんじゃない。
ホテルには予定よりも2時間も早く、午後6時40分の到着。
ほぼ丸一日のツアーであった。
新郎新婦は3日目の少数民族の婚礼特別行事のため、
どこかへ何人かの親戚と出かけて行った。
残された我々は、新郎の一番上の公安のおねえさんの旦那の誘導で、レストランで夕食へ。
この人は回族ではなく漢族である。
しかし、回族のレストランへ連れて行こうとするのを
いままで遠慮していた黄さんがついに阻止行動。
冷たいビールがあるところに行きたいと直訴。
旦那は快くOKし、近くのレストランの路上にテーブルを出している良い席に案内してくれた。
この店はビールの持ち込みOKということだ。
すぐに黄さんは冷たい缶ビールを16本買ってきてくれて、上海のお二人と4人で乾杯。
めちゃめちゃ旨かった。
黄さんに、
あなたは入社以来35年間で最高の仕事をしたね
と褒めたら、怒っていた。
しかしながら、なぜ黄さんはもっと早く彼らに本心を言わなかったのだろう。
冷たビールがないわけでなし、彼らに強要するでもないので、
飲みたいことを言えば叶えてくれたのではと悔やむ。
案外、黄さんは気の弱いところがある。
部屋に戻ってPCをいじり、やっとの思いでネットに繋がり、久しぶりにメールを送信できた。
◆次回は・・・
翌日の午前中は自由行動。
中国のホテルや地方文化はどんな様子でしょうか。
乞うご期待！
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