NEWS

ホーム > NEWS > 西寧 敦煌 西遊記 23

ここから本文です。

西寧 敦煌 西遊記 23

2020.11.26

これは弊社会長による2017年7月の旅行記です。
数回に分けて紹介しています。

 

「西寧 敦煌 西遊記 22」はこちら↓

https://www.natec.ne.jp/news/1578.html

 

 

8月3日 晴れ その3

 

小生の不満顔を察知し、新郎新婦が

今から最終日のあさっての8月5日の入場券を買いに行くと言い、

どこかへ走って行った。

 

待つこと一時間。

携帯電話に、新婦の父親の身分証明書が必要と連絡あり、

父親と叔父がタクシーでどこかへ出かけて行った。

待つこと一時間。

ようやく5日のチケットが手に入ったとの連絡があり、胸を撫ぜおろした。

再度鳴沙山の入口に集合との連絡があり、またもや20分ほど歩かされた。

待つこと30分。

やっと全員が鳴沙山に入場することができた。

 

 

結果として時間が経ちかなり日が傾き、暑さも低減された。

周りはすべて砂漠である。

幻想的な風景が目の前に飛び込んできた。

すると、頭上低くヘリコプターが飛んで行った。

また、なにか小型の飛行物体が数機飛んでいる。

ちょっとやりすぎ感のある有料観光サービスである。

 

 

小生は、すぐにラクダに乗ろうと提案。

しかし、あの行列を見ると並ぶ気がしなくなった。

最後尾がどこかわからんくらいの行列である。

何時間待ちか想像がつかなかった。

 

ラクダは一組4頭から5頭繋がれていて、

先頭の係員が綱を引いて歩いて誘導する。

砂丘のはるか彼方までラクダの行列が続いている。

何頭のラクダがいるか?

たぶん1000頭以上いるのでは?

残念ながら本日、ラクダに乗ることを断念し、

砂丘を歩いて登ることにした。

 

 

腰イタの小生は、50mほど登ったところにできた影の場所で待機。

ほかの7人が登るのを下から見学。

黄さんの奥さん、新婦のご両親もすぐにギブアップ。

黄さんも途中で断念して降りてきた。

 

新婦の叔父と新郎新婦だけがてっぺんを目指した。

2時間近く待たされた。

新郎新婦だけが下りてこない。

夜の9時を過ぎ、さすがにあたりは薄暗くなり始め、

ようやく2人が戻ってきた。

新婚だから仕方ないが、

待たされた我々の気持ちも察してほしい。

 

なんと、これから皆で飯を食いに行くと言う。

まず、ここから脱出しなければならないが、

すごい人数の人々が一斉に帰り始めているようだ。

あたりは真っ暗になり始めている。

顔画像登録したら明日無料で再入場できるとのことで、

行列に並んでやっと画像登録し、出口のゲートから脱出できた。

 

 

ここからがもっと大変であった。

タクシーを拾うことは不可能なため、

乗合バスで移動することになったのだが、

そのバスに乗るのが、けんかごしの取っ組み合いである。

われ先にと順番もへちくれもない。

乗車料ひとり2元を払って乗るのだが、だれひとりそんなことは無視。

 

黄さんの誘導で、なんとかバスに乗れた。

バスの中で黄さんは笑いながら「ええ経験やねぇ。」

もう二度と経験したくない中国の乗り合いバスであった。

降りるときは、運転手が何かを叫び、出口で2元を集めていた。

これも押し合いへしあいで、小生は何も払わずとにかく脱出。

運転手から怒鳴られたが、

後ろで新郎が金を払ってくれて無罪放免。

 

 

屋台のテーブルに着いたのが10時半ごろ。

これから皆で夕飯である。

明日は朝9時には観光に出発すると言っているのに大丈夫だろうか?

この羊の串焼きにもそろそろ厭いてきた。

特にこのなんとも言えない香辛料が、

鼻に着くようになってきた。

コショウと山椒と唐辛子の合わさったような独特の味。

すべての料理に使われているようで、

みんな同じ味に思えてきた。

 

12時を過ぎても屋台は賑やかで、子供も走りまわっている。

ホテルに帰ったのは1時を過ぎており、

明日の観光のために早く寝なければならない。

新郎は、明日は朝9時前には観光へ出発すると宣言した。

 

 

 

次回は・・・

朝一番からラクダに乗るために鳴沙山へ!
その前に顔画像認証でまさかの事件が!

お楽しみに!

 

 

横断幕、垂れ幕、記者会見・イベント販促用バックパネル、LED看板はナテックへ!

 

ポリエステル編織物の染色整理
インテリア製品の販売
(テーブルクロス・カーテン・寝装品)
インクジェット用広幅クロスメディアの製造・販売及び出力サービス

 

記事一覧

このページの先頭へ