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西寧 敦煌 西遊記 27 <最終回>

2021.02.26

これは弊社会長による2017年7月の旅行記です。
数回に分けて紹介しています。

 

「西寧 敦煌 西遊記 26」はこちら↓

https://www.natec.ne.jp/news/1671.html

 

 

8月5日 8月6日 晴れ その3

 

9時の無料バスは満員であった。

なんとか浦東ターミナル2に着き、

黄さん夫妻と一緒にチェックイン。

黄さん夫妻は小生を見送った後、

空港バスで蘇州に帰るそうだ。

 

 

チェックインぐらい

自分ひとりでできると思ったが、甘かった。

荷物検査に引っかかり、

預けたバッグを開けさせられた。

こわそうな検査官のおねぇさんの話を聞き、

黄さんが「電池をいれていないか」と聞かれていると言った。

そうだ、単3の電池1個を薬箱の中に入れていた。

これが検査に引っかかったとのこと。

行きの関空ではどうもなかったのに、

なぜ中国でひっかかるのか?

 

 

ともかく、黄さんがいたので再検査をパスして、

晴れて搭乗口へ。

黄さんに御礼の電話をして、

かなり早い目に機内へ入いることができた。

これでやっと日本に帰れる。

 

 

通路側の席で満足していたが、

最後の試練が待っていた。

なかなか飛ばないのである。

1時間近くたって、なんと機内食が配られてきた。

と、いうことは

このあと小一時間は離陸しないということか? 

腹が立って口をつける気がしなかった。

 

1時間40分遅れで上海を飛び立ち、

1時間半遅れでようやく関空へ到着。

税関も無検査でパス。

やっぱり日本が一番良いと、

つくづく思った。

 

 

世界には、いろいろな習慣、慣習がちがう地方が

たくさんあることを思い知らされた2週間であった。

また、民族と宗教の関わり合いがどれだけ深いか、

思い知らされた旅であり、

いかに自分が、世界のことを知らないかを悟った旅でもあった。

 

黄さん夫妻には大変世話になり、

いろいろ難儀なことも、楽しいこともあった

 

西寧 敦煌への旅が 終焉を迎えた。

 

 

 

おわり

 

 

◆全27回、会長の旅行記もこれで終わりです。

ありがとうございました◆

 

 

 

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