まめ知識

ホーム > まめ知識 > ポリエステル繊維の染色

ここから本文です。

ポリエステル繊維の染色

ポリエステル繊維は合成繊維の王様と言っても良いほど広く使われている繊維ですが、なかなか染色しにくい繊維と言っても良いでしょう。なぜかというと、一般家庭では染色することが出来ないからです。
詳しく言いますと、ポリエステル繊維は、摂氏130度で染色できるからです。摂氏100度以下ではほとんど色を着ける事はできません。ご存知のように、私たちが普通に生活している、常圧(1気圧)のもとでは、水(染料液)は摂氏100度以上に上げる事はできません。全て蒸発してしまいますよね。
では、高圧炊飯器ではどうか?そうです、加圧すれば、理論的には摂氏100度以上に温度をあげることは可能ですので、ポリエステル繊維も染色できる可能性はあります。ただし、家庭では、とても危険なので、絶対に実験をしてはいけません。大やけどをするかもしれません。工業用のポリエステル用染色機は、数気圧程度まで加圧が可能で、摂氏130度以上でポリエステル繊維をムラなく染色することが出来ます。染色理論では、染色できる温度が、脱色できる温度とも言われており、ポリエステル繊維は一旦、染色された染料を脱色するには、摂氏130度まで温度をあげないと脱色しにくいので、ポリエステル繊維が、なかなか洗濯では色あせないことがうなずけますね?さすが、合成繊維の王様です。

記事一覧

このページの先頭へ