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西寧 敦煌 西遊記 20

2020.10.05

これは弊社会長による2017年7月の旅行記です。
数回に分けて紹介しています。

 

「西寧 敦煌 西遊記 19」はこちら↓

https://www.natec.ne.jp/news/1566.html

 

 

 

8月2日 晴れのちくもり

 

キコク関への移動日。

本日より新郎新婦と

新婦側3名の親族と小生ら主賓組3名、

計8名の新婚旅行が始まる。

新婚旅行に大勢が一緒にいくとは、

日本ではちょっと考えにくい。

 

本日は、新郎が若いころ軍人として赴任していた

キコク関へ観光に行く。

朝8時半出発とのことであったが、

新婦の母親がまた遅い。

結局29分遅れの8時50分スタートであった。

 

 

いわゆる中国新幹線での2時間半の旅で快適であった。

小生、情けないことに腰の具合が悪く、

黄さんにキャリーバッグを持ってもらった。

重たいキャリーバッグのうえに

新郎側からたくさんのお土産をいただいたので、

荷物がさらにかさばった。

新郎の1番上の公安のねえさんと、

2番目の姉の旦那の車2台で

新幹線駅まで送ってもらって助かった。

 

 

車内に着席すると公安係員が数名何か、

大声で叫びながら通路を通過した。

列車内は絶対禁煙とのことで、

違反者には2000元、約33000円の罰金が科されると

大声で警告しているとのこと。

そこまでせんと禁煙が守られないのだろうか? 

 

 

この中国新幹線はトイレも比較的きれいであったし、

予想以上に快適であった。

車内温度と外気温の表示が常にあり、

車内はほぼ24度に保たれていたが、

外気温は発車後10度を表示し、

その後徐々に温度を上げ、着くころには30度に達していた。

車窓からの風景も今までとは違って、

砂漠化した山々の風景が多くなった。

 

 

キコク関には12時半ごろ到着した。

ホテルまでの移動は循環バスを使うことになり、

およそ20分待って循環バスに乗り込んだ。

大型の荷物を持つ8名を、

地元の人々は興味深そうに見ていた。

 

20分ほどでホテルに前に到着。

あまり良いホテルとは言えないが、

一日だけの滞在である。

荷物だけ部屋にほりこんですぐに昼食へ。

ここは新郎の昔住んでいたところなので、

かなり土地勘があるらしい。

 

 

請真と表記されているレストランは、

回教徒が経営していますと宣言している。

すなわち、当店では豚肉、酒はダメですとのことである。

新郎はこの少数民族なので、

請真の店によく案内する。

それため小生らはビールが飲めない。

このころから新婦側の父親、叔父さんと気が合い始めて、

新郎がいない時には、酒が飲みたいと

我々に同調を求める発言が多くなった。 

 

 

キコク関はきれいな砂色を基調とする長城であった。

基本的にところどころ壊れている箇所があるが、

北京まで繫がっているとのこと。

すなわち万里の長城の西のシッポである。

 

階段がきつくて、腰にこたえたが

見晴らしはとても良かった。

しかしながら、これを見るためだけに

敦煌への旅を一日中断するのはもったいない気がした。

しかも明日は早朝の3時半起きだということであれば

なおさらである。

明日の出発が早朝だというのに、

いつもどおり夕飯は9時ごろから始まり、

ホテルに戻ったのが午後11時前である。

そこまでして、ここに来る必要があったのだろうか? 

ともかく、眠たい。

 

 

 

 

◆次回は・・・

明日はいよいよ敦煌へ。
しかし移動の列車が強烈!?

次号を待て!!

 

 

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