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病院用ベッド回りカーテンには なぜ 上部にメッシュが付いているか?

間仕切りカーテンとも言い、上部にメッシュが付いている場合が多い理由は2つあります。
1つは、消防法の問題です。天井にそのまま直付けのレールを付けると、万が一火災が発生した場合、スプリンクラーの水がベッドに当たりにくくなります。そのために、上部にメッシュをつけて散水効率を保っているというわけです。

それでは、天井直付けにせずに、50cmほどレールを下げて取り付ければいいということになりますが、やはり、天井直付けのほうが、構造的に引っ張りに対する強度があるようです。

2つ目の理由は、デザイン性の問題です。やはり、上部にメッシュがあるほうが閉塞感が少ないというのが一般論のようで、上部にメッシュがあるのは後者の理由が大きいと考えられます。また、一般的に病院用ベッド回りカーテンには、3つの機能が標準装備されております。静電気防止機能、防炎性能、抗菌性能、病院用ベッド回りカーテンの3種の神器ともいえますね。

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