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糸の太さ

糸の太さの単位は何でしょうか?
刺繍屋さんで糸を購入される時に良く使われるのが、番手という単位です。
ただ、番手には、綿番手、毛番手というのがあって、少しややこしいです。
毛番手の一番手というのは、単位重量1000gあたり、長さが1000mになる太さと定義され、単位重量1000gあたり、長さが2000mになれば、二番手ということになります。
つまり、一番手が一番太く、細くなるほど番手数が上がります。綿番手は、単位重量が453.6g(1ポンド)になり、768m(840ヤード)になる太さを綿番 一番手と定義されております。
番手というのは、短繊維用に用いられ、絹や合成長繊維には、デニールという単位を用います。
デニールは、単位重量ではなく、単位長さを用い、単位長さ、9000mあたり、1gになる糸の太さを1デニールと定義しております。
つまり、番手とは反対に、デニール数が増えれば増えるほど糸は太くなります。ま
た、日本工業規格JISでは、素材や長、短繊維にかかわらず、単位長さ1000mあたり、1gになる糸の太さを1テックスと定義しております。

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